mamakao’s blog

母として、妻として、女として

みんなが実働8時間を厳守したら

毎日朝ドラを楽しみにしている。

今日、主人公みね子が働くレストランのオーナー鈴子が素晴らしいことを言っていた。


「仕事中は精一杯働く。でも終わったら、忘れる。」

「私は就業時間分しかお給料払ってないのよ?」

と。


日本人がみんなこれを実行したら、いまよりもう少しハッピーになるんじゃないかなぁ、と。


NO残業デーとかじゃなくて、みんな毎日残業なし!

仕事が終わったら自分のプライベートをみんな楽しむ!

でも仕事中はみんな全力で頑張る!


これができたら、

みんなもう少し仕事が楽になって

仕事に行きたくないと思うことが少なくなって

毎日の楽しみが増えて

家族の時間が増えて

人との会話が増えて

「今日徹夜なんだよねー」とか謎の自慢話を繰り広げる人がいなくなって

「仕事忙しくて」とか言い訳にする人がいなくなって

もう少しストレスレスな世の中になるんじゃないかな。


生きるために仕事をするはずなのに、仕事をするために生きている人たちも多いと感じる。


世の中の経営者すべてが鈴子さんみたいな考え方ならいいのにな。





母の日の自由時間

今日は母の日。

今年も息子から似顔絵など、手作りのプレゼントをもらいました。


幼稚園で作ってきてくれた画用紙の花束の中には「ママの好きなところ」というところが。

「笑っている顔がかわいい」と書いてありました。

よし、明日からも笑顔でがんばろう。



今夜は夕方から自由時間をもらい、ずっと観たかった「美女と野獣」の映画を1人で観に行きました。


夜に映画館で映画を観るなんて久しぶりすぎて、それだけで少し緊張。しかも1人だしね。

映画館は夜でもたくさんの人で溢れていました。

普段家で子どもたちを寝かしつけている時間も、外では賑わっているんだなぁと。当たり前だけど。

夜の外の世界は、とても刺激的。




さて映画は、評判通りとてもとても素敵でした。


アニメよりもガストンは数倍憎らしく

チップはかわいく

愛は切なく

そして美しく。



野獣の歌もとても素敵で思わず涙が。

結末がわかってるのに泣けるってすごい。

エマ・ワトソンのダンスシーンを見るだけで、最後は涙が出るほど美しかったです。



アニメなど原作が素敵だと実写に対する批判が多くなるけど、

まるで新しい物語を見るように感動することもあるんだな、と再発見。



まだ観ていない人にはとてもオススメです。



ああ今夜はいろんな刺激を浴びてとても疲れました。

子どもたちの寝顔で癒されて、シャワーを浴びて寝よう。





ナラタージュ

島本理生さんという作家さんが好きだ。


彼女の書く物語はいつも切なく、でもそれは愛があるこそで、常にあたたかく。


図書館で彼女の小説を色々借りて読んだ。でもどうしても読みたかった本が図書館にはなかった。



そんなある日、その読みたかった本が映画化されることを知った。

主演は私の大好きな有村架純ちゃん!

これはやはり原作を読まねば、と急いで本屋へ直行。


子どもが寝て、仕事が終わると読書に没頭した。





「ナラタージュ」

女子大学生の工藤泉と、高校時代の教師であった葉山先生の物語。

演劇部だった泉は葉山先生に呼ばれ、現在の高校3年生の部員たちのために、最後の公演に出てくれと頼まれる。

そしてそれを機に葉山先生、高校時代の仲間たち、新しい出会いと物語が始まっていく。



という話。



とにかく切ない。

運命と呼ぶべき2人が結ばれるのが、なぜこんなに切ないのだろうか。



誰にでも忘れられない恋があると思うけど、きっとこの2人の恋は「恋」と呼べるほど軽くない。


相手が幸せならそれでいいと、心から思っている2人の間にあるのは「愛」そのものではないだろうか。



最後の最後まで胃のあたりがグッと締め付けられるような、本当に切ないのに素晴らしい話だった。


映画化されてどうなるのかものすごく気になるから、公開されたらすぐに観に行こう。



まだしばらく余韻に浸っていられるな…

コップの水

たとえば人間ひとりひとり、コップを持っていたとして

その中の水が満タンになったとき

ストレスとか、不満とか、怒りとか悲しみとか、溢れでてしまうとしたら


今日の私のコップは満タンだったと思う。



朝から夫のささいな一言が最後の一滴となり大爆発。大洪水。

たいしたことない一言だったけど、私にとっては大きめの一滴だった。


余裕がないって恐ろしい。



気持ちのモヤモヤを晴らしたくて

コップの水を少しでも少なくしたくて

家中を掃除した。


ちょっとスッキリしたけど、掃除の後、寝かしつけてもなかなか寝ない娘にイライラしてしまい

つい怒ってしまった。


余裕があるときは

「寝たくないよね、そうだよね」

ポンポンと背中をかるく叩きつつ、歌でも歌っていればそのまま寝てくれるのに。


イライラしてると見事にそれが伝わるらしくまったく寝ない。

そしてさらにイライラする悪循環。


すると息子に

「◯◯ちゃんのことそんなに怒らないでよ。まぁ仕事もしてるママは偉いと思うけど。」

と言われる始末。

その言い回し。どこで覚えたの?

最後にちょっと褒め言葉残すあたり、最高じゃん。



幼稚園児の息子にこんなこと言われるなんて。

本当に余裕がないって恐ろしい。



どうすればその水は減るのか

答えは出ないけど、とりあえずかわいい子供たちの寝顔を見ながら寝よう。

夢の中で子供たちが

コップをひっくり返してくれるかも。

過去の自分へ教えてあげたいこと

高校2年生になる前の春、アルバイト先で好きな人ができた。


ふたつ年上のNくんは大学合格が決まり、しばらく休んでいたバイト先に戻ってきたのだ。


私はすぐにNくんが好きになり、嬉しいことにNくんも私に好意を持ってくれていた。


連絡先を交換してすぐ、同じバイトの仲間4人(他の2人はカップル!)でディズニーシーに行くことになった。


前日の夜に突然決まった計画に、ドキドキしすぎて全然寝つけなかったことを今でも覚えている。





もしも人生の一部を修正できるとしたら

もしも過去の自分にアドバイスできるとしたら


あの日ディズニーシーに行った私に教えてあげたい。



「ベラベラしゃべりすぎるな」




少なくともディズニーシーの朝まで、いや、4人で行動してた頃までは私に好意をもっていてくれたはずのNくん。

でも2人行動になった後半からすべては狂いはじめた。



緊張していたのと、うれしかったのと、楽しかったのと、自分のことを知って欲しかったので

私はとにかく喋った。


過去の恋愛話まで、ベラベラと話しすぎたのだ。



女性は男性の過去の恋愛を聞きたいと思う人も多いかもしれないが

男性はそうでもない。


過去の恋愛なんて、ちょっと謎を残すくらいが丁度いい。



黙ってれば大人しく女の子らしく見えていた高校2年になりかけの私。

蓋を開ければ過去の恋愛までベラベラと…。


それは悪いほうのギャップを見せてしまったようで、Nくんとはその後うまくいかず。


生まれて初めての告白も見事に玉砕。(結果は知ってて思いを伝えただけでしたが。)





なぜこんなことを突然思い出したかというと

数年前そのNくんとSNSで繋がることに。


近況を見ていると、相変わらず素晴らしく尊敬できる人生を歩んでいる。こんな人そうそういない、というほどに。


そんなすごい人、少しでもいいからお付き合いしてみたかったなー!!


あの日ディズニーシーでベラベラしゃべりすぎなかったら、何か変わっていたかなー!?


と思ってしまったのでした。


二児の母になってしまったけれど、やっぱりあの日の私に教えてあげたい。



「しゃべりすぎちゃダメだよ」

報われない恋はムダなもの?

最近「いきなり婚」というものが話題らしい。


めんどくさい恋愛の駆け引きをすっ飛ばし、現実的にメリットのある相手を厳選し、いきなり結婚。


早く子どもが欲しい

面倒な恋愛はいらない

早く安心したい


などなどを理由にいきなり結婚しちゃうらしい。


いきなり婚がどうのこうのは置いておいて、

「結婚につながらない恋愛は時間のムダ」

と考える若者も多いらしい。


まぁある年齢に達したらそうかもしれないけど、ハタチそこそこの若者たちがそんなこと言ってていいのかしら? というのが本音。

結婚につながらなくても素晴らしい恋愛ってたくさんあるし、必ず何か得るものはあると思う。


もう恋愛できない(?)主婦からしたら、自由に恋愛し放題な若者たちがうらやましくて仕方ないのに!


そんなにいまの若者は疲れているの?



とくに報われなかった恋ほど、振り返ったときに美しいと思う。

切ない思い出のほうがなぜか美しく感じる。


あのとき悲しかったことも、切なかったことも、素敵な思い出に変わるのに。


自分の子どもたちには、いい恋愛をして欲しいなぁ。

それが実ったとしても、実らなかったとしても。


いい映画と出会おう。

専業主婦をしながら働いている(フリーランス在宅ワーク)私には、自由な時間が本当にない。


子供たちが寝てから仕事をして、どうにかこうにか1日が終わる。


まさに「時間はつくるもの」だと思っている私には、自由時間をどうにか日々捻出しなければならない。


午前中に公園で娘を思いっきり遊ばせ、昼寝をさせている間に仕事をこなす。

そして夜にあけた時間に私がおこなうストレス発散方法は、もっぱら

「映画鑑賞」。


中学生の頃に映画にハマり、三十路になるまで、たぶんそれなりに多くの映画を観てきた。

最初は洋画ばかりみていたけれど(ジュリアロバーツが好きだったのがはじまり)、最近は邦画もとても好きだ。


限りある時間のなかで観るものだから、何かを感じられるような、吸収できるような作品が観たいと思う。


そのときの自分が、欲しているものを。


観たいな、気になるな、というものは必ずレビューをチェックする。

最近では映画専用のアプリもあるし、とても管理しやすい。

いくらいいと思っても、どこかに残しておかないと忘れてしまうから。

そのとき感じたことも、そのときの自分のことも。



今夜もステキな映画に出会えた。

いまは岩井俊二監督作品にハマっています。ハマったものは、とことん見るタイプ。



自分で生み出した貴重な自由時間だからこそ、気に入った映画に出会えると本当にうれしい。


そうだ、あのアプリのキャッチコピーがすごく好きなんだ。

いつも思っているひとこと。


「いい映画と出会おう。」



自分の人生が、もっともっと豊かなものになる気がするから。